【京都】特養で働くメリットや給与は?従来型・ユニット型の違いも解説


【京都】特養で働くメリットや給与、ユニット型を解説!

特別養護老人ホーム(特養)は、原則要介護3以上の方のみ入居できるという条件付きの施設です。スタッフも技術を持つ人材が集まりやすく、周りと切磋琢磨しながらスキルアップが期待できます。

こちらでは、特別養護老人ホームで働くメリットや平均給与、従来型とユニット型の違いや勤務する際の注意点を、スタッフ募集を行う特別養護老人ホームまほろばがわかりやすく解説します。求人応募をお考えの方は、ぜひご一読ください。

【京都】特養で働くメリットや平均給与は?

特別養護老人ホームは、他の施設とは異なる点がいくつかあります。特別養護老人ホームだからこそ得られるメリットも多いため、安心して働ける施設を探している際は特別養護老人ホームをご検討ください。

こちらでは、特別養護老人ホームで働くメリットと、スタッフ募集要項などで気になる平均給与をご紹介します。正社員と非常勤の給与の違いなど、転職や求人応募をお考えの方はぜひ参考にしてください。

【京都】特養で働くメリット

老人ホームで働く

正社員や非常勤を問わず、特養で働くことのメリットは主に3つです。

1.キャリアが積める

特養は、在宅で生活することが困難になった原則要介護3以上の高齢者を対象としている施設です。日常生活に何らかのサポートが必要なご入居者様が多くいるため、自然と技術の向上が見込めるでしょう。

一人ひとりに合わせた介助を行っているうちに、幅広く技術が身に付き、違う現場に行っても通用するスキルが得られます。

実際に「特養で働いていた経験がある」というと、介護のプロであるという認識を持ってもらえることもあり、どこでも重宝される可能性が高いです。また一定以上の知識と経験が必要であるケアマネジャーを目指す方にとっても、良い経験になるはずです。

2.給与・待遇が整っている

特別養護老人ホームは、社会福祉法人や地方自治体が運営しています。基盤がしっかりしているので、安定して働けるのが特徴です。

また、正社員や非常勤の場合でも収益が安定しており、他の施設よりも給与が高い傾向があります。さらに賞与や各種手当の待遇も整っているところが多いです。

3.経験豊富なスタッフが多い

経験豊富なスタッフが多いので、先輩たちのケアの方法を見て学ぶことができます。あらゆる場面で臨機応変にケアできるスタッフの姿から学べば、より対応力が磨かれていくでしょう。また、ご入居者様の変化にもいち早く気づけるようになるはずです。

転職などが理由で介護業界が初めてであっても、ぐんぐん成長できるのが特養の特徴といえます。

【京都】特養での平均給与

お給料

特養で働く際に気になるのが給与です。まずは平均給与について簡単にご説明します。一般企業における平均給与とは、1年間の給与支給総額(給料・手当および賞与の合計額で、給与所得控除前の収入金額)を給与所得者数で除したものです。これはあくまで平均額であり、給与は企業や働き方によって差があります。

特養における平均給与額は、基本給に手当や一時金も含まれます。そのため、実際の月給はもう少し下回りますのでご注意ください。

介護職全体の平均給与

特養の給与を知る前に、まずは介護職全体の給与をご紹介します。平均給与額は、平成30年9月時点で正社員の場合は300,970円となっており、非常勤の場合は209,470円です。

特別養護老人ホームの平均給与

続いて特養の介護職員の平均給与は、こちらも平成30年9月時点で正社員の場合は332,260円、非常勤で239,290円です。

このように、特養の給与は他の施設より高い傾向にあります。ただし、募集要項欄などに記載された給与額はあくまで目安であり、スタッフを募集する施設や実務経験の有無、資格の有無、働き方などによって給与は変動します。

【京都の特養】従来型とユニット型の違いや勤務する際の注意点

特別養護老人ホームには、従来型とユニット型があります。転職をお考えの方や求人をお探しの方は、あらかじめこれらの違いについても把握しておくことをおすすめします。

こちらではそれぞれの違い、そしてユニットタイプに勤務する際の注意点を見ていきましょう。

【京都の特養】従来型とユニット型の違い

綺麗な部屋

特養で働くにあたって、従来型とユニット型の違いを知っておきましょう。

従来型とユニット型の違い

大きな違いは、居室の構成です。従来型は多床室が多くあるのに対し、ユニット型は全室個室のみとなっています。

名前のとおり、従来型は以前までは特別養護老人ホームのポピュラーな形でしたが、最近になってユニットタイプが増えてきました。また同じ100名定員であっても、夜勤の人数は従来型が4人でも可能なのに対し、ユニットタイプは5人と1名多いのが特徴です。

従来型のメリット・デメリット

従来型はご入居者様を多くのスタッフで対応するので、複数人でサポートできる安心感がメリットでしょう。ご入居者様の状態を他のスタッフにも相談しやすいのが特徴です。

一方、設備が古いことが多く、思うような介護ができないこともあるのがデメリットです。また多くのご入居者様を担当しなければならず、個別ケアの対応が難しいこともあります。

ユニット型のメリット・デメリット

一つのユニットが10人程度までと人数が少ないので、ご入居者様それぞれの個性が理解しやすく、距離も縮まるのが早いのがメリットでしょう。従来型では対応が難しかったことも、ユニットタイプであれば対応させていただけることが増えます。また設備が新しい点も、スタッフにとっては魅力的です。

デメリットは、ユニット単位でシフトを組まなくてはならず、スタッフが休んだときのフォローが必要になることでしょう。スタッフが少人数になる時間帯があり、その時間帯に呼び出しが重なると忙しくなることもあります。

ご入居者様にとってはユニットタイプのメリットが多い

それぞれのメリット・デメリットを勤務する側から見てきましたが、視点を変えてご入居者様にとってどちらが良いのかを考えてみましょう。

ご入居者様にとってのユニット型のメリットといえば次のとおりです。

  • 個室でプライバシーが確保しやすい
  • 共有スペースがあり、他のご入居者様やスタッフと交流ができる
  • その方らしい生活が送れる
  • スタッフとの距離が近く、家庭に近い環境になる
  • 一人ひとりに合わせた個別ケアが受けられる

これらがユニットタイプのメリットです。やはり一人ひとりにスタッフの目が届きやすく、何より部屋が個室になっているため、家と同様にくつろぎやすいという点で人気が高まっています。

ただし、設備が充実していて居住費が高くなり、利用費負担が大きくなることもあるので、できるだけ費用を安くしたいという場合は従来タイプの方が安心して過ごせるでしょう。

共有スペースが設けられているので、一人で過ごすのが寂しいと感じたときは共有スペースでスタッフや他のご入居者様とコミュニケーションをとることが可能です。

少し一人でゆっくりしたいというときは個室でくつろぐ、という使い分けもできるため、それほどデメリットにはならないでしょう。

【京都の特養】ユニット型勤務時の注意点

お昼ご飯

ユニットタイプで勤務する際の注意点は以下のとおりです。

1.体調管理をしっかりとする

ユニットタイプは、1ユニットを少人数で見なければならない時間帯が発生します。その際、体調不良で欠勤してしまうと、他のユニットのスタッフがサポートに入らなくてはならず、施設全体に影響が出てしまうのです。

どうしても体調が悪くて出勤できないというときは仕方がないのですが、日頃から体調管理をしっかりと行い、急な欠勤にならないように最善を尽くしましょう。

2.一人ひとりのご入居者様をきちんと見る

ユニットタイプは、個人に合わせて細やかなケアができることが特徴です。実際にご入居者様やご家族も、そういった魅力を感じてユニットタイプを選択しています。

そのため、スタッフはしっかりとご入居者様の変化を見なければなりません。一人ひとりの小さな変化にもすぐに気づけるように、普段からしっかりコミュニケーションをとっておきましょう。

3.不安は周りの方に相談する

ユニットタイプは、1ユニットに配属されるスタッフが少なく、場合によっては一人になる時間帯があります。その際、自分で判断しなければならない場面も出てくるでしょう。

しかし経験が浅いと、自分一人で判断するのが難しいときもあるはずです。不安なこと、困ったことは自分一人で判断せず、まずは周りの方に相談してみましょう。

4.情報は共有する

スタッフが少ないといっても、自分が勤務ではない間はご入居者様を見ることができません。ご入居者様の生活スタイル・好きな食べ物・好きなテレビ、そして反対に苦手な食べ物・苦手なことなどもきちんとユニット内のスタッフ同士で共有しておきましょう。

また記録に残しておけば、万が一スタッフが欠勤して他ユニットを担当しているスタッフが勤務しても、詳細を伝えることができます。

京都で特養への転職・求人をお探しの方は特別養護老人ホームまほろばへ

特養は、介護施設の中でも原則要介護3以上の方しか入ることができないため、日常生活のサポートが必要な方が多く入居しています。経験が積みやすく、スキルアップにもつながるでしょう。

また収入面も他の施設よりも高めに設定されており、安定した仕事が得られます。正社員と非常勤では給与に違いがありますが、他の職種と比較すると高い水準です。転職をお考えの方や求人をお探しの方には一考の価値があるでしょう。

最近はユニットタイプの特別養護老人ホームが増えているため、ユニットタイプではどのような勤務形態なのか、どのような点に注意したら良いのかを事前に確認しておくと安心です。

京都市西京区にある特別養護老人ホームまほろば(従来型とユニット型)・特別養護老人ホーム桂まほろばテラス(ユニット型)では、介護スタッフや生活相談員、看護師などのスタッフを募集しております。正職員・契約職員・パートなどライフスタイルに合わせて働くことができ、幅広い世代のスタッフが活躍中です。募集状況はホームページからご確認いただけます。京都で介護の仕事をしてみたい方、転職をお考えの方はぜひお問い合わせください。

京都で特養の転職なら介護のスキルが磨ける特別養護老人ホームまほろばへ

法人名 社会福祉法人 大原野福祉会
住所 〒610-1131 京都府京都市西京区大原野上羽町39−1
TEL 075-332-4165(代表)
FAX 075-333-7227
メールアドレス mahoroba-4165@mahoroba-4165.sakura.ne.jp
URL https://ooharanofukushikai.com/
代表者 理事長 能瀨 信男
設立 1997年5月
事業内容
  • 特別養護老人ホーム(定員90名)
  • デイサービスセンター(定員45名)
  • ショートステイ(定員10名)
  • 居宅介護支援
  • 配食サービス

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